【雑談】七夕の願い
昨夜、長女がこそこそ工作をしていた。もうすぐ日が変わろうとする時間である。小学五年生が起きている時間ではない。
いいかげんにしなさい
ムチウチで参っている妻は先に布団に入っていたが、なかなか娘が寝ないので叱った。娘は泣きながら布団に入った。
朝起きると、棚の上に現代アートみたいな竹があった。緑のペンや色鉛筆をつないで作った竹だ。テーブルの上には家族の人数分の短冊があった。願い事を書いてねとメモも添えられていた。
娘の工作は七夕の準備だったのだ。
叱って悪いことをしたと妻が言った。
娘はまだ寝ている。
朝食を食べながら短冊に願い事を書いた。
家内安全
デカデカと書いた。月並みでなんの面白みもないが、妻が事故で怪我をしたばかりなので、切実な願いである。
でも、娘的には面白くなかろうと、小さく書き添えた。
自転車で100km走りたい
夜、子どもたちが寝たあと、皆の願事を読んでみた。
妻:家族の健康
娘:受験合格と皆の健康
娘:テニスの上達
月並みだけど、これでいい。