本
ブログのタイトルの副題になっておりますが、北海道を自転車で一周するのが夢です。そのまま夢に終わるかなと思っています。なんていうと、夢をあきらめるな、軟弱者、夢はかなうものだ! と説教されそうですが、ほっといて頂戴。肩の力抜いて生きたいのです…
本数珠つなぎ21冊目はマイ・シューヴァル /ペール・ヴァールー共著『笑う警官』。 20冊目の『赤い夏の日』からの北欧ミステリーつながりです。 mono93.hatenablog.com スウェーデン初の大量殺人事件、という触れ込み。巻頭には大量殺人がおこったバスの…
本数珠つなぎ19冊目の『夏のプリズム』から「夏」つながりで、20冊目はオーサ・ラーソン著『赤い夏の日』。スウェーデンのミステリーです。 mono93.hatenablog.com 『スター・ウォーズ』をエピソードIV「新たなる希望」から観るか、エピソードI「見えざ…
ロードバイク Raleigh CRN の定期メンテをしました。 シートポストのグリスアップ ビンディングペダル(取付軸)のグリスアップ 私のバイブル『自転車のメンテナンス』(白井友次監修/ナツメ社)*1に、シートポストは半年に一度はクリーニングしてグリスを…
本数珠つなぎ19冊目は、 『夏のプリズム』関口 尚著(集英社文庫) 本数珠つなぎ18冊目は『真夏の方程式』でした。夏つながりです。表紙絵に自転車が出ているのもポイントですね。 mono93.hatenablog.com この青臭さが青春なんでしょうね。こういう話に…
本数珠つなぎ17冊目は『有頂天家族』(森見登美彦著)でした。 続いて18冊目は原作本つながりで、 『真夏の方程式』東野圭吾著 おなじみ物理学者探偵ガリレオの長編です。 夏季休暇中の帰省のときに読みました。物語も小学生の男の子の夏休みに始まりま…
本数珠つなぎ16冊目は『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』でした。 mono93.hatenablog.com 映画の原作つながりで17冊目は森見登美彦著『有頂天家族』です。 この『有頂天家族』。映画は観ていません。どんな話かも知りません。タイトルからホームコ…
本数珠つなぎの15冊目は『オリエント急行殺人事件』でした。 mono93.hatenablog.com 16冊目は映画の原作つながりで『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』。 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』『若者はなぜ3年で辞めるのか?』 疑問形タイトルの本が一…
別格。 クリスティを読む度に思います。ハズレがない。しかもおもしろい。特にポアロは好きです。 ということで、本数珠つなぎ15冊目はアガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』。 ちなみに、本数珠つなぎ14冊目はポアロの出ないアガサ・クリステ…
本数珠つなぎ13冊目はR.D ウィングフィールド の『クリスマスのフロスト』でした。 mono93.hatenablog.com フロスト警部は中年のさえない刑事。行き当たりばったり、無秩序な捜査を続けているうちに、迷推理でドジを踏みながら、結果オーライに事件を解決…
本数珠つなぎ13冊目は、警察小説つながり。 『クリスマスのフロスト』R.D ウィングフィールド 著(創元推理文庫) 推理小説、ミステリーは色々読んできました。何人もの探偵の名推理を楽しませてもらいましたが、探偵役の警官ですぐに名が出てくるのはこの…
本数珠つなぎ12冊目は時代小説つながりで、 『寝ぼけ署長』山本周五郎著(新潮文庫) 時代小説で一番好きなのが山本周五郎です。時代小説というジャンルを考えなくても好きな作家です。新潮文庫から出ている周五郎の小説はほとんど読んでいます。クリステ…
本数珠つなぎ10冊名『十二月八日と八月十五日』の中に「日本人」という言葉が出てきます。「日本」ではなく「日本人」です。終戦を迎え、国体の解体を覚悟したとき、国ではなく個人が浮かび上がってきたのでしょう。日本人としてどう生きていくのか。ひと…
別に世界一周を目指しているわけではありませんが読んでみました。 『大事なことは自転車が教えてくれた』石田ゆうすけ著(小学館) 危機(とネタ)は向こうからやってくる 第3章のタイトルです。案の定、筆者石田ゆうすけ氏は関西人でした。忘れかけていた…
3回目の100km超え。今回も予定はせず、調子がいいので足を伸ばした結果の100kmでした。いや、疲れた。 100kmを当たり前のように走る方はたくさん居られましょうが、五十を過ぎてスポーツバイクに乗り始めた身には大変な偉業なのです。少なく…
伊藤 礼氏の自転車エッセイのタイトルには、「ぐるぐる」「ぎこぎこ」と擬態語が使われています。あとがきを読みますと、その始まりがどうやらこの『こぐこぐ自転車』のようです。 『こぐこぐ自転車』伊藤 礼著(平凡社ライブラリー) この「こぐこぐ」は「…
伊藤 礼氏の『大東京ぐるぐる自転車』については一度書きました。 mono93.hatenablog.com でも、ひとつ書き忘れたことがあります。欲しい欲しい病ですっかり書き忘れていました。 じいさん、一緒一緒 というやつを書き損ねました。じいさんと呼ぶと氏に大目…
『二・二六事件』に続いて、本数珠つなぎの10冊目は『十二月八日と八月十五日』。 mono93.hatenablog.com 『十二月八日と八月十五日』半藤一利著(文春文庫) 二・二六事件は太平洋戦争に突入する陸軍の暴走の始まりといわれます。では実際に戦争が始まっ…
本数珠つなぎ9冊目は、 『二・二六事件』平塚柾緒 著(河出文庫) 『日本のいちばん長い日』の次は『二・二六事件』。『日本のいちばん長い日』は太平洋戦争を終わらせた日の記録でした。 mono93.hatenablog.com では太平洋戦争に突き進む政治的下地となっ…
いかんのである。非常にいかんのである。伊藤礼氏の自転車エッセイを読んで、欲しい欲しい病*1が発症したではないか。いかん、いかん、欲しい、欲しい。 図書館のスポーツ本コーナーで手に取った『大東京ぐるぐる自転車』。都内のポタリングコースの参考にな…
本数珠つなぎ8冊目は『日本のいちばん長い日』半藤一利著(文春文庫)です。 7冊目は『史上最大の作戦』でした。原題は『The longest day』。独の名将ロンメルが、連合軍上陸の日が双方にとって一番長い日になるだろうと語ったといいます。その日がノルマ…
『大脱走 英雄〈ビッグX〉の生涯』の次は戦争映画原作つながりで本数珠つなぎの7冊目は『史上最大の作戦』、『The longest day』です。 『史上最大の作戦』コーネリアス・ライアン著 ビッグXことロジャーが指揮した大脱走は1944年の春のことでした。…
ブログのサブタイトルの通り、スケッチしながら北海道一周にあこがれています。でも、時間的、体力的、経済的に難しかろうと思っています。定年後に真似ごとでもできればと考えてはいますが。 というわけで、バイクパッキングには興味があります。 で、『バ…
本数珠つなぎ6冊目は『大脱走』と間違えて借りた 『大脱走 英雄〈ビッグX〉の生涯』サイモン・ピアソン著(小学館文庫) ポール・ブリックヒル著の『大脱走』は映画の原作となったノンフィクション。大脱走を俯瞰的に描いています。脱走の様子は詳細ですが…
本数珠つなぎの5冊目は、 『大脱走』ポール・ブリックヒル著 『モンテ・クリスト伯』→『巌窟王』→牢屋→脱走→映画『大脱走』→『大脱走』という流れです。 mono93.hatenablog.com 図書館には文庫本の『大脱走』はなく、筑摩書房の『ノンフィクション全集』に…
横溝正史著『蝶々殺人事件』に「モンテ・クリスト的」という表現が出てきます。仏の小説『モンテ・クリスト伯』の主人公の性格なのでしょう。でも読んでいなければどういう意味かは分かりません。文脈から探るしかないのです。多分、時間に正確ということで…
『横溝正史自選集1 本陣殺人事件 蝶々殺人事件』横溝正史著(出版芸術社) 本数珠つなぎ3冊目は横溝正史著『蝶々殺人事件』。前回の『黒いトランク』の著者鮎川哲也がヒントを得たという本格推理小説だ。 mono93.hatenablog.com クロフツの『樽』と『黒い…
本数珠つなぎ2冊目。本格推理小説の古典、クロフツの『樽』をモチーフにしたといわれる鮎川哲也の『黒いトランク』。光文社文庫版です。 『樽』はイギリスの港に着いた樽から死体が出て事件が始まり、『黒いトランク』は汐留駅に着いたトランクから死体が出…
もう30年ぐらい前、関西ローカルの深夜番組に「美人数珠つなぎ」というコーナーがありました。美人に美人を紹介してもらい、究極の美人を見つけようという企画です。本の世界でもそれをやってみようと、解説や巻末の広告、本文内での引用など、読んだ本の…
無性にカプチーノを飲みたくなって、イオンにあるカフェにいきました。初めて入ります。 珈琲は嫌いではありません。学生の頃、小さなサイフォンを買ってポコポコやってました。社会に出て、営業職につき、営業に回る先々で珈琲を飲み、ストレスもあって胃を…