【自転車】クロスバイクの乗り心地
夜、運動のために自転車に乗ろうとしたら後輪がパンクしていました。空気を入れ直してみると、バルブの辺りから涼しそうな空気漏れの音。どんどん抜けていきます。一昨日はなんともなかったのに。*1
夜なのでパンク修理の時間がありません。暗い駐輪場での作業も嫌です。ともかく自転車に乗りたい。乗る気満々で帰ってきたのだから、とにかく乗りたい。
妻に譲ったBianchiのクロスバイクを借りることにしました。ハンドルの高さは変わらないので、サドルの高さを合わせれば乗られます。
二ヶ月ぶりのクロスバイク。BianchiのCIERO。いかつく感じました。ペダルが高く、ロードバイクに比べて見下ろす感じです。なんだか大きな自転車に乗った気分。一方で深い前傾姿勢にはならず、体が立つので、大きく感じる割には窮屈。なんだか雑な乗り心地で、疲れそうです。
乗り始めるとリアは直ぐにトップに入りました。無意識のうちに重いギアを選んでいます。脚力がついたのでしょうか。
クロスバイクはタイヤが太めです。28Cです。フォークはサスペンション。ふわふわとた乗り心地です。道路のガタガタが気になりません。ロードバイクに乗っていると、ガタガタはストレスです。クロスバイクにはそれがありません。でも重い。ロードバイクのように滑るような走りを感じません。タイヤを路面から引き剥がしながら乗っているような感じです。
なんて評論家のようなことを書いていて、小恥ずかしくなってきました。そして、すっかりロードバイクに染まってしまった自分自身が恥ずかしく、罪悪感を感じます。
裏切ったのね……。
BianchiのCIELOがそう言っているようです。
いや違うんだ。ロードバイクに乗り換えたけど、ハンドルはブルホーンバー。クロスバイクのフラットハンドルにバーエンドバーをつけたのと変わらない。フレームはロードだけど、魂はクロスだよ。
そんな言い訳をしながら、バーエンドバーを握りました。
あ、違う。
フラットハンドル+バーエンドバー=ブルホーンバーではありません。ブルホーンバーを握っている感覚とは全く違います。バーエンドバーを付けたところでブルホーンバーにはなりません。絶妙なカーブがないのです。
ブルホーンバーはブルホーンバー。フラットハンドルではありません。もちろんドロップハンドルとも違います。
やっぱり裏切ってるじゃない……。
ロードバイクに乗っていても、クロスバイクを気楽に乗っている人を見ると羨ましく思うことがあります。ロードバイクに乗り始めて、肩の力が入ったように感じています。もっと気楽に乗りたい。
久しぶりに乗ったCIELOを帰ってきてからCRNと同じように拭きました。粗っぽく乗っていたのでフレームは傷だらけです。チェーンも乾拭きしました。
ああ、こんなに太いチェーンだったんだ。
痩せぎすよりややぽっちゃりの方が好きです。柔らかなふわりとした乗り心地……。
話が変な方向に向かいそうなので、中途半端だけど今日はここまで。クロスバイクの話はまた後日。
おやすみなさい。