【自転車】パンク修理はブレックファーストのまえに ~つまり、パンク修理は朝飯前
夕日を見に娘とひとっ走りしようと自転車の準備。今週は夜になるたびに発熱を繰り返し、平日に自転車にのることができませんでした。6日ぶりなので空気入れは必須です。
一点豪華主義の赤いバルブキャップを外し、空気入れの基本通りにプシュッと軽く空気を抜こうとバルブコアを押します。
プシュッ
さあ、楽しい自転車が始まるぞという、景気のいい音がするはずが、
すかっ
音こそしませんが、バルブコアが引っ込まない。デジャブー。またスローパンクです。
今度は前輪。期待の後輪のパンクではなく、前輪のパンク。残念!
夕日はパンク修理を待ってくれません。娘をまたすのも気が引けます。暇つぶしの文庫本をポケットに突っ込んで、妻のクロスバイクで出発しました。
日没を待つ間、娘と少し塾の話をし、持ってきた本を読みました。読んだのは『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉著(小学館文庫)。
筒井康隆の『富豪刑事』の現代版と言ったところでしょうか。違うのは金に物を言わせて事件を解決しないところ。きちんと推理で事件を解決していきます。コミカルですが、本格的な推理小説でした。短編の連作ですが、ワンパターンにならないように色々仕掛けてあります。いずれ続きを読んでみましょう。
てなことがありまして、翌朝、パンクの修理をしました。妻がなかなか起きてこず、朝食がいつ始まるかわからないので、その前にパンクの修理です。
パンク修理は朝飯前です。もう慣れました。文字通り、朝飯前になりました。
さて、期待を裏切った前輪のスローパンクの原因ですが、またしてもバルブをチューブの取り付けるゴム座の外側の穴でした。ゴムが二重になっているゴム座の外側が、肌荒れのように網目に割れているのです。
前回の後輪のパンクと同じような割れ目が網状に広がっていました。
前回のパンクは自転車屋に修理してもらいました。リムが擦れているのではという見立てでしたが、リムと擦れて、これだけ広い範囲で擦れることはなかろうと思います。前輪のリムをこの目で見ましたし、触ってみましたが、擦れるようなところはありませんでした。
前後連続のスローパンクの原因は、チューブが粗悪品だったのではないでしょうか。
チューブは購入時のものそのままです。チェンシン(CST)というメーカーのものでした。Amazonの打ち込みを見ますと評判は今ひとつ。三日でスローパンクしたとの書き込みもありました。
交換したチューブはシュワルベのチューブです。愛用しています。というかこれしか知りません。こちらはAmazonでの評判も良いようです。クロスバイクの頃から使っていますが、不満はありません。バルブが短めのものを選んでいますので、空気を入れるときにバルブヘッドを差し込みやすくて気に入っています。
前後とも定番のチューブに交換しました。しばらく様子見です。これで同じ箇所がパンクするようでしたら、リムを疑ったほうがよさそうです。そのときはいよいよホーイールの交換でしょうか?