【自転車】アームカバー。大阪のおばちゃんに学ぶ
熱中症の危険性
最高気温33度、運動は原則禁止と熱中症の危険性喚起情報が出る中、81km走りました。荒川を1時間上り、隅田川に沿ってくねくね1時間南下し、お台場から若洲海浜公園、葛西臨海公園と走りました。自己新記録です。
半分ぐらいは風速5mを越える向かい風でした。ヘロヘロです。目標まであと19km。コースや天候に恵まれれば100km走れそうです。
いや、しかし暑いですな。ぼうっとしてきます。疲れでぼうっとしているのか暑さでぼうっとしているのか。無理しないようにと心がけていますが、ぼうっとしてきます。
ぼうっとしていて自転車を倒してしまいました。
自転車から降りて信号待ちをしていました。豊洲の人が多い交差点でしたので、自転車から降りて歩いてわたろうと思っていました。
信号を待っている間、自転車を自分に立てかけていました。何の拍子か自転車が向こう側にゆっくり倒れていきました。とっさに手が出ませんでした。疲れで動きが鈍ったのでしょうか。初めてRaleighを倒しました。ディレーラーに歪みはなさそうですが、少し傷がつきました。
とっさに手が出なかった。ちょっと危険だなと思い、その後は積極的に休憩を取りながら走りました。
暑さ対策その1 首を冷やす
夏の自転車は暑さ対策が肝心です。
暑さ対策として、首を冷やすスカーフを巻いています。クールスカーフとかサマースカーフと呼ばれているもので、高分子吸水材が入ったスカーフです。水を含ませ、首に巻くと気化熱が奪われるので首がひんやりします。
はっきりいって、効果の程はよくわかりません。妻が巻け巻けというので巻いているだけです。
首に巻いた瞬間は冷やっ、としますが、走っていると巻いていることすら忘れます。
去年の夏、いつもまにか解けたようで落としたのですが、帰ってから妻に洗うから出せと言われるまで落としたことに気が付きませんでした。
効果があるのかないのか、暑すぎてよくわかりません。
暑さ対策その2 アームカバー
もうひとつ、暑さ対策というか日差し対策をしています。アームカバーです。大阪のおばちゃんの夏の三種の神器の一つですね。
大阪のおばちゃんの三種の神器は、さすべぇ~、サンバイザー、アームカバーです。
大阪のおばちゃんの象徴 さすべぇ~
さすべぇ~はご存知、自転車用の傘スタンドです。片手運転せずに傘をさせるすぐれものです。さすべぇ~は見慣れたアイテムだったのですが、大阪限定だったんですね。そういえば東京に出てきてさすべぇ~は見ませんね。
ロードバイクにこのさすべぇ~はちょっと……。違法なのかどうなのかグレーゾーンらしいですし。
主婦の味方 サインバイザー
サンバイザー。合理的なアイテムだと思います。日差しよけとサングラスを兼ねています。サンバイザーは自転車に乗るときだけではなく、洗濯物を干したり犬の散歩をしたりするときにも役立ちます。妻がこのサンバイザーをかぶったときにはちょっと引きましたが。ついにきたかと。
ロードバイクの世界ではシールドとか呼ばれるものがありますが、まあ似て非なるものですね。
女性の味方 アームカバー
で、アームカバー。おばちゃんの必需品であり、女性全般の必需品です。自転車だけではなく、車の運転でも使われていますし、若い女性でも日焼け防止に使っています。
おばちゃんがアームカバーをしているのを見ると、だったら最初から長袖着ろよと思っていまいた。見た目もよろしくないし、袖なしの服の場合、肩がむき出しで意味ねえだろうと鼻で笑っていました。
ロードバイクの人たちがアームカバーをしているのを見て、おばはんやんけ、と冷ややかな目で見ていました。
しかし、腕の日焼け(つまりやけど)で痛い思いをして、しばし悩んだ挙句にアームカバーに手を出してしまいました。
UVアームカバー | Y's Collection ワイズコレクション
おばはんになってもうた……
でも、アームカバーの快適さには代えられません。
確実に日焼けを防げます。でも、買ったアームカバーのUVカット効果は低いのか、少し焼けているような気がしないでもありません。日焼け止めを塗ってアームカバーをすれば完璧ですね。
もうひとつ、アームカバーの効果があります。水で濡らすのです。ひんやりします。濡らさなくても心持ちひんやりするのですが、水で濡らすと冷たいほどです。ぬるま湯になったドリンクボトルの水でも効果あります。暑い、もうダメだ、というときに、アームカバーを濡らせば蘇ります。腕だけではありますが、体全体に冷却効果が出ているような気がします。
であれば、長袖ジャージでいいじゃん、という話もあります。日焼けよけだけならばそれでいいかもしれませんが、水で濡らすには袖が外れたほうが便利です。
それと休憩のとき。アームカバーを外した時の開放感。気持ちいいです。
てなわけで、夏のアームカバーは必需品です。首を冷やすスカーフより効果を実感できます。止められません。
大阪のおばちゃんに学ぶ
大阪のおばちゃんは実利主義です。おばちゃんの真似をしても損はありません。
見てくれを気にしなければ……。