週末は晴れ

自転車でスケッチしながら北海道を一周するのが夢

【本】『仕掛学』松村真宏著(東洋経済新報社)

タイトル通りにはいきませんね。先週末に続いて今週末も雨です。

晴れてくれないかなあ。週末には必ず晴れる仕掛ってありませんかね。

ということで、仕掛についてお勉強してみました。

 

『仕掛学』松村真宏著(東洋経済新報社

 

男性トイレのアサガオの的は仕掛けです。世の男どもは仕掛けにつられて最適な箇所めがけて放尿するのです。結果、アサガオの周囲は清潔になります。
ごも箱の上にバスケットのゴールをつけます。ついゴミを投げ入れたくなります。ゴミを投げることが良いことなのか悪いことなのか道徳的判断はおいといて、ゴミは確実にゴミ箱に入れられます。外してゴミ箱の外に落ちたら、わざわざ拾いにいって、元の場所に戻って投げます。
仕掛学で定義する仕掛は、仕掛けた側も仕掛けられた側も両者が喜びを感じる、もしくは利益があることが条件です。
なるほどとこの本を手に取りました。こうした仕掛を学問的に究明した書物です。

この本を読めば私にも仕掛が作れるかもしれない。そう期待したのですが甘かったですね。分類分析はありますがノウハウはありません。まあ学問とはそんなものです。自分で考えるしかなさそうです。

私が仕掛たいのは片付けです。子供たちが、片付けろと叱られる前に、ついついいつの間にか片付けていたという仕掛を作りたいのです。
この本を読めば、仕掛けができる――はずだったのですが、世の中そんなに甘くありませんでした。

『仕掛学』は仕掛の定義と分類の本でした。仕掛は自分で考えるしかないのです。

仕掛けにハマって『仕掛学』を読まされた、って所でしょうか。