【自転車】乗る前の点検とスローパンク
必ず乗る前の点検、チェックをしろ
どんなマニュアル本を読んでも書いてあります。ハンドル、ブレーキ、タイヤといった命に関わるものは当然、自転車を少し持ち上げて落とし、異音がないかチェックしろといいます。
安全に走るために乗車前チェックを行おう - ロードバイク虎の巻
一応、簡単なチェックはします。タイヤに空気を入れて空気圧チェック、自転車を押しながらブレーキのチェック。落として異音がないかのチェック。異音といっても何が異音なのか分かりませんが、とりあえず落としています。こぎ出してからはビンディングシューズの着脱も試します。
で、先日、タイヤのチェックをせずに走り出し、スローパンクにあいました。
前日に空気入れたばかりだし、短距離しか走らないからまあいいか、と空気圧を見ずに乗り始めました。他のチェックは実行しました。道具は要りませんし、自転車を押しながら出来ることなので、面倒ではありません。面倒な空気圧だけはさぼったのです。その結果、10kmほど走ってスローパンクに気が付きました。
今日は進まない
自転車が重く感じる
昨日の疲れが抜けてないのかな
というか疲れてヘトヘトになるほど乗ってないぞ
などと重いペダルを踏んでいました。
ビンディングシューズをはき、ホイールを替えて軽快になったはずです。でも、スニーカーでがに股にこぐロードバイクにグングン差を広げられます。追い抜こうとは思いませんが、ついていけないのがくやしい。
抜かれてもムキになるな
競走する必要なはい
そもそも脚力がないのだから相手にもされんだろう
と冷静に振舞おうとしながらも、
負けるものか
負けて悔しい
と頑張ってしまいます。ちっぽけなプライドです。捨てるべきプライドですが、ついムキになります。
でも自転車がついてきません。ペダルが重い。
自転車が悪いのではない
お前には脚力が全くないのだ
修行が足りんのだ
と凹んでいたら、後輪に異音を感じました。なんだろうと後輪を見ると、タイヤがぺちゃんこでした。スローパンクです。
そりゃ進みませんわ。
パンク対応グッズは一通り持っていました。チューブ、タイヤレバー、ボンベ、ミニポンプ。チューブを交換してしまえば安心ですが、スローパンクですのでチューブが原因とは言い切れないところがあります。というのは言い訳で、チューブ交換は面倒だな、空気を足せばなんとかなるんじゃないか、ということで、ミニポンプで空気を入れて応急処置ですますことにしました。
指でタイヤを押して固さで空気圧を考えながら、頑張ってポンプを押しました。でもある固さ以上になりませんでした。7barの空気圧が必要ですが、5barも入っていないと思われます。
それでも乗れそうなので、当初の予定通り、隅田水門折り返しの25kmを走りました。空気が抜けていたら、また足せばいいやと、呑気なものです。どうにもならんかったら、チューブ交換すればいいわけです。
後輪を気にしながらの15kmでしたが、いつもの軽快な感じで走れました。
無事家に帰りました。エアーポンプをつなぐと空気圧は4bar強でした。
空気を入れ直しても数時間で抜けていきますので、チューブを交換しました。水につけて調べてみると、原因はチューブのセンターを走る継ぎ目でした。継ぎ目が裂けて空気が抜けていたのです。粗悪品ですね。マビックのチューブなのに………。
とまあ、くたびれただけで事なきを得たスローパンクですが、反省ですね。
乗る前点検は忘れずに。