【自転車】流行遅れの輪行袋
前にも書きましたが、逆流性食道炎で12kgやせました。でも、折りたたみ自転車と一緒に絶賛リバウンド中です。
さすがに12kgやせると服が合わなくなってきます。上も下もだぶだぶ。帽子から靴まで合わなくなります。スーツを着ると、入学式で緊張したピカピカの一年生みたいになります。みっともない。
といっていつリバウンドするかわかりません。二年間、大きなリバウンドがなかったところで、ようやくスーツを新調しました。
今時のスーツは身体にピッタリ吸いつきます。若い頃はだぶだぶが流行っていましたので、ピタピタのスーツを着ると違和感を感じます。つい大きめに走ります。
ご存知サイクルウェアは更にピタリ。試着で窮屈に感じ、つい大きめを選ぼうとします。アームカバーやグローブもしかり。自分が感じているよりワンサイズ下でいいんですね。
持ち主に気を使ってか、絶賛リバウンド中の折りたたみ自転車ですが、こいつの服もだぶだぶです。
「ダブダブ」より「だぶだぶ」、「ぴったり」より「ピッタリ」の方がぴったりですね。と「ぴったり」と書きました。服は「ピッタリ」、状態は「ぴったり」。どうでもいいですが。
さて、折りたたみ自転車のだぶだぶの服とはなんぞやという話ですが、ブログのタイトル見ればわかる通り輪行袋の話です。
「輪行袋」なのか「輪行バッグ」なのか。今回の話題だと「輪行袋」がぴったりです。
さてさて、輪行袋。
折りたたみ自転車購入時に、KHS純正の輪行バッグを勧められました。たたんだときにバカでかくて重そうでしたので、他にないかと問い、オーストリッチのちび輪バッグを買いました。折りたたみ自転車用の輪行バッグです。
「バッグ」じゃないか、「袋」ちゃうんかとの声が聞こえますがもうすぐ「袋」が出てきますのでしばしお付き合いを。
このちび輪バッグ。 KHS F-20RC にピッタリでした。なんの文句もありません。畳んだときにちと大きくてボトルケージに入らないのがネックでしたが、ボルトケージをミノウラのマルチゲージに替えて解決。機嫌よく使っていました。
ところが、 KHS F-20RC 純正のスタンドを安定したセンタースタンドに替えたところ背が伸びました。つまり折りたたみ時のサイズが高くなったのです。そのため、ちび輪バッグに入れるとサドルが飛び出る。巣穴からひょっこり頭を出したプレーリードッグです。
それはそれで愛らしい姿ですが、現実は厳しい。JRのルール違反となります。
さて、どうしたものか。
折りたたみ自転車用の輪行バッグはどれも似たようなサイズで、良さげなものは見つかりません。
クロスバイクに乗っていたとき、車にクロスバイクを積む必要が出て、いずれ輪行にもチャレンジするしと輪行道具一式そろえました。輪行袋、エンド金具、チェーンカバー等々。しかし安価なクロスバイクですから重いこと。輪行道具一式はタンスの肥やしとなりました。
今回その輪行道具一式から輪行袋を引っ張り出しました。
「袋」登場です。
オーストリッチ L-100 輪行袋
コンパクトにたためてボトルケージに収まる評判の輪行袋です。
ロードバイク用です。でかい。ロードバイクにはちょうど良いサイズですが、折りたたみ自転車には、でかい。
大は小を兼ねるので、ずっほり入ります。もう一台入るんじゃないかと思えるほど余裕です。
実際にサイズを比較してみると、高さは倍ほどあります。幅も奥行きも100mmほど大きい。
- L-100 : 1100mm×950mm×250mm
- ちび輪バッグ : 650mm×650~850mm×350mm
それはいいのですが、だぶついたところが問題です。だぶついたところを踏んだまま、自転車を担ごうとして、転けそうになったことが何度かありました。危ない危ない。
ってんで、輪行袋の口を絞ってねじり、口を絞るベルト巻いて結びます。でかい巾着袋ですな。
そうです、巾着袋なのです。もう輪行バッグの体をなしていません。輪行袋です。「袋」なのです。
ちなみに重さは大きな L-100 のほうが軽い。
- L-100 : 235g
- ちび輪バッグ : 390g
バッグではなく袋になって野暮ったくなりました。だぶだぶの服は今時みっともないです。
しかし輪行することに不便はありません。不便どころか畳むとコンパクトなので、ちび輪バッグより L-100 の方がよほどいいのではと思います。入れるときも大雑把に作業できますしね。