週末は晴れ

自転車でスケッチしながら北海道を一周するのが夢

【自転車】流行遅れの輪行袋

 

前にも書きましたが、逆流性食道炎で12kgやせました。でも、折りたたみ自転車と一緒に絶賛リバウンド中です。

 

mono93.hatenablog.com

 

さすがに12kgやせると服が合わなくなってきます。上も下もだぶだぶ。帽子から靴まで合わなくなります。スーツを着ると、入学式で緊張したピカピカの一年生みたいになります。みっともない。
といっていつリバウンドするかわかりません。二年間、大きなリバウンドがなかったところで、ようやくスーツを新調しました。

今時のスーツは身体にピッタリ吸いつきます。若い頃はだぶだぶが流行っていましたので、ピタピタのスーツを着ると違和感を感じます。つい大きめに走ります。
ご存知サイクルウェアは更にピタリ。試着で窮屈に感じ、つい大きめを選ぼうとします。アームカバーやグローブもしかり。自分が感じているよりワンサイズ下でいいんですね。

 

持ち主に気を使ってか、絶賛リバウンド中の折りたたみ自転車ですが、こいつの服もだぶだぶです。
「ダブダブ」より「だぶだぶ」、「ぴったり」より「ピッタリ」の方がぴったりですね。と「ぴったり」と書きました。服は「ピッタリ」、状態は「ぴったり」。どうでもいいですが。

 

さて、折りたたみ自転車のだぶだぶの服とはなんぞやという話ですが、ブログのタイトル見ればわかる通り輪行袋の話です。
輪行袋なのか輪行バッグ」なのか。今回の話題だと輪行袋がぴったりです。

 

さてさて、輪行袋

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折りたたみ自転車購入時に、KHS純正の輪行バッグを勧められました。たたんだときにバカでかくて重そうでしたので、他にないかと問い、オーストリッチのちび輪バッグを買いました。折りたたみ自転車用の輪行バッグです。

 

「バッグ」じゃないか、「袋」ちゃうんかとの声が聞こえますがもうすぐ「袋」が出てきますのでしばしお付き合いを。

このちび輪バッグ KHS F-20RC にピッタリでした。なんの文句もありません。畳んだときにちと大きくてボトルケージに入らないのがネックでしたが、ボルトケージをミノウラのマルチゲージに替えて解決。機嫌よく使っていました。

 

ところが、 KHS F-20RC 純正のスタンドを安定したセンタースタンドに替えたところ背が伸びました。つまり折りたたみ時のサイズが高くなったのです。そのため、ちび輪バッグに入れるとサドルが飛び出る。巣穴からひょっこり頭を出したプレーリードッグです。
それはそれで愛らしい姿ですが、現実は厳しい。JRのルール違反となります。

 

さて、どうしたものか。
折りたたみ自転車用の輪行バッグはどれも似たようなサイズで、良さげなものは見つかりません。

クロスバイクに乗っていたとき、車にクロスバイクを積む必要が出て、いずれ輪行にもチャレンジするしと輪行道具一式そろえました。輪行袋、エンド金具、チェーンカバー等々。しかし安価なクロスバイクですから重いこと。輪行道具一式はタンスの肥やしとなりました。

今回その輪行道具一式から輪行袋を引っ張り出しました。
「袋」登場です。

オーストリッチ L-100 輪行袋

コンパクトにたためてボトルケージに収まる評判の輪行袋です。
ロードバイク用です。でかい。ロードバイクにはちょうど良いサイズですが、折りたたみ自転車には、でかい

大は小を兼ねるので、ずっほり入ります。もう一台入るんじゃないかと思えるほど余裕です。

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実際にサイズを比較してみると、高さは倍ほどあります。幅も奥行きも100mmほど大きい。

  • L-100 : 1100mm×950mm×250mm
  • ちび輪バッグ : 650mm×650~850mm×350mm

それはいいのですが、だぶついたところが問題です。だぶついたところを踏んだまま、自転車を担ごうとして、転けそうになったことが何度かありました。危ない危ない。
ってんで、輪行袋の口を絞ってねじり、口を絞るベルト巻いて結びます。でかい巾着袋ですな。
そうです、巾着袋なのです。もう輪行バッグの体をなしていません。輪行袋です。「袋」なのです。

ちなみに重さは大きな L-100 のほうが軽い。

  • L-100 : 235g
  • ちび輪バッグ : 390g

バッグではなく袋になって野暮ったくなりました。だぶだぶの服は今時みっともないです。
しかし輪行することに不便はありません。不便どころか畳むとコンパクトなので、ちび輪バッグより L-100 の方がよほどいいのではと思います。入れるときも大雑把に作業できますしね。

折りたたみ自転車にロードバイク輪行袋。うまくいってます。