【自転車】ロードバイクの定期メンテとクリート交換
ロードバイク Raleigh CRN の定期メンテをしました。
- シートポストのグリスアップ
- ビンディングペダル(取付軸)のグリスアップ
私のバイブル『自転車のメンテナンス』(白井友次監修/ナツメ社)*1に、シートポストは半年に一度はクリーニングしてグリスを塗ったほうがいいとあります。ペダルの固定部については、定期的にグリスアップしないと固着するとどこかで読みました。
そんなわけで、シートポストとペダルのメンテを半年ごとに行っています。
Raleigh CRN は3月に買いました。ですので3月、9月がメンテナンスのタイミングとなります。
ところが今は10月半ば。すいません、サボってました。
■ グリスアップ
シートポスト、ペダルのグリスアップの手順などは他の記事に譲りましょう。
さっそく作業。
外してクリーニングして、グリスを塗りたくるだけですから簡単です。
引き抜いたシートポストはグリスの黄色い色が残っていました。ペダルのグリスは真っ黒になっています。それだけペダルにかかる負荷は大きいのでしょう。
ビンディングペダルのビンディングの機構部分もグリスアップしました。スプリングをグリスで塗り固めます。購入時に機構部分のスプリングのところが緑色のグリスで塗り固められていました。なにか理由があってのことでしょう。
舗装された道路しか走らなくても、なんだかんだでペダルは泥だらけになります。泥というより砂ですね。スプリングのグリスは砂がスプリングに入り込まないようにしているのではと推測しています。
いつもはパーツクリーナーで汚れを落とし、軽くグリスを塗るだけです。今回はたっぷりグリスを使い、塗り固めました。
結構グリスは減るものです。無駄が多いだけかもしれませんが。
■ クリート交換
シートポスト、ペダルのグリスアップはすぐに終わりました。今回はクリートの交換もします。
ここ数ヶ月、クリートがビンディングペダルにはまりにくくなっていました。無理にはめようとして、金属がこすれるギシギシ嫌な音がします。下手になったのか、足の動かし方に変な癖がついたのか、などと考えながら乗っていました。
はめにくいということは外れにくいということでもあります。確かに、外すときにちょっと固くなったような気がします。
ビンディングシューズをチェックしてみました。クリートが傷だらけです。かなり摩耗しているように見えます。交換時期が来たのかもしれません。
クリートのメンテをしなければと、前から気になっていました。でも、位置決めの再現に手間取りそうで先延ばしにしてきました。クリートがビンディングペダルから外れなくなるのは恐ろしい。そろそろ限界です。怪我する前に交換です。
六角レンチでボルトをゆるめます。位置が決まってから一度もメンテしていません。固着しているかもと覚悟していましたが、呆気なく外れました。
取り外したクリートと新品のクリートを並べてみます。角のところがかなり摩耗していました。最近の不調はやはり摩耗が原因なのでしょうか。
ここでもグリスをたっぷり塗りたくり、ボルトを締めていきます。
懸念していた位置決めはすぐに決まりました。 靴底にクリートの滑り止めの歯の跡が刻まれ残っており、嫌でもそこに新しいクリートの歯がおさまるのです。
作業完了したところで、さっそくクリートとビンディングペダルの着脱を試します。問題なし。スムーズになりました。
失敗なく、軽くはまるようになりました。外すときも軽く外れます。やはりクリートの消耗が原因だったのです。
新しいクリートで歩きますと、ガリガリ音がして驚きました。SPDとはいえ金属がコンクリートやタイルとこすれる音がします。長らく聞いていなかった音です。忘れていました。クリートが摩耗して地面に当たらなくなり、音がしなくなっていたようです。
■ 定期メンテアンスのサイクル
さて、走行距離を調べてみますと、初めてビンディングペダルで走った昨年7月から5,500kmほど走っています。クリートのはまり具体が気になりだしたのは5,000km超えたぐらいでしょうか。
クリートの摩耗は着脱の回数に比例すると思うのですが、さすがに着脱回数はわかりません。距離を目安にしたほうが良さそうです。
ということで、5,000kmをクリート交換の目安といたしましょう。
この5,000kmというのはチェーン交換のタイミングとも近そうです。チェーンは5,600km走った頃に交換しました。
ということで、定期メンテのタイミングは、
- 3月、9月にシートポストとペダルのグリスアップ
に加え、
- 5,000km超え目安にチェーンとクリートの交換
としていきたいと思います。