【雑談】目下の悩み その12 ~男のロマンで茶を沸かす
へそで茶を沸かすのではなく、外で茶を沸かしたい。
ポタリング先で、お茶を沸かし、温かいものを食べたい。
夏が終わり涼しくなり、寒くなりはじめましたので、そんなことをしてみたいなと。
やってみようと考え始めると、いろいろ悩みが出てきます。大きくわけると場所の悩みと道具の悩み。
場所についてはもう悩んだので、今回は道具の悩み。
お茶を沸かす道具にも2つあります。火器と食器。先ずは火器の悩み。
火器は使う熱源の種類、燃料によって変わります。
調べてみますと、外でお茶を沸かすメジャーな燃料は4つありました。
- ガス
- ガソリン
- アルコール
- 固形燃料
先ずガソリンが落選。
取り扱い、入手が面倒くさそう。面倒だけでなく臭いもくさそう。頭痛を誘発する臭いです。
しかも危なそうです。危険物!って感じです。車を持っていないので、ガソリンとは縁遠いというのもありましょう。慣れてないんですね。
続いてガスが落選。
最初にイメージしたのがガスバーナーです。肉まんのような缶の上から曼珠沙華のようにバーナーが伸びてゴーっと青い火。火力には問題ないし、風に強いタイプもあります。
でも、落選。重くて嵩張るのが落選の理由です。料理の幅は広がりましょうが、やりたいことがお湯を沸かすぐらい。大袈裟かなと。ミニ・デイキャンプがデイキャンプになったら検討しましょう。
残るのはアルコールストーブと固形燃料ストーブ。
このふたつには共通するところがあります。
小型軽量。燃料の入手も扱いも前のふたつに比べると楽です。火力が弱い方で、火力調整が難しかったりできなかったり。火器によっては消火ができず、燃え尽きるのを待つというアバウトさも似ています。
かっこいい、見栄えがする、男のロマン、楽しそうなのは断然アルコールストーブです。
楽しそうで男のロマンというと、それはアナログで面倒くさいという面も持ちます。火を点けるだけの単純な固形燃料にはかないません。
じゃあ固形燃料ストーブ、といいたいところですが、面倒くさそうなアルコールストーブが楽しそうで……。
なんてことで三週間ほど悩んで遊んでおりましたら、
エスビット(Esbit)のクッカーセット
なるものを見つけました。
簡易な風防と五徳を兼ねた固形燃料の燃焼台と585mlのフタ付きクッカーのセットで三千円を切ります。重さも220gと軽量。燃焼台はクッカーの中にスタッキング(収納)できるので、運搬時のサイズは直径110mm高さ85mmとコンパクト。ええやないですか。
実際には、これに固形燃料、ライター、カテラリー、風防パネルなんかが必要となります。でも、コンパクトで軽量。なんたって安い。三千円でお釣りがきます。
三千円で始められる!
気に入ったのは、そこです。
外で茶を沸かすことが続くのか、不安があります。場所の問題に直面し、不安は膨らみます。でも、やってみたい。チャレンジしてみたい。
ならば、三千円でお試しして、やっぱりアルコールストーブだと思ったら、アルコールストーブに乗り換えればいいわけです。クッカーはアルコールバーナーにも使えます。全く無駄にはならないでしょう。
まあ、物臭な性格ですので、手間のかかるアルコールバーナーが面倒になって、固形燃料に戻ってきそうな気はしますが。
ということで、
固形燃料の Esbit クッカーで初めてみましょう!
と決めてはみたものの、
無駄にならんかな。
コンビニでホット飲料買った方が早いやろ。
ほんまにへそで茶を沸かすことにならんかいな。
同じ三千円で自転車のアクセサリーを買った方がええんちゃうんか?
というのが目下の悩みです。