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【自転車】コツが必要、パナレーサーのワーーーーーーーンタッチなフロアポンプにもう後悔はない?

 今回はパナレーサーのワンタッチフロアポンプ金口を快適に利用するためのコツ。

 

 


新型は仏式/英式

 パナレーサーのフロアポンプを買ったのは5年前。

 

mono93.hatenablog.com

 

 この記事を書くに当たって調べてみたら、手持ちのモデルは廃番のようです。新型が出ていましたね。

 

 

 この新型、口金が仏式/英式になっています。米式には付属のアダプターを使うようです。
 手持ちのフロアポンプは仏式/米式英式にするにはアダプターを使います。

 我が家には5台の自転車があります。
 妻と娘が乗る「自転車」は英式
 妻に譲ったクロスバイク仏式
 そして、私のロードバイクとフォールディングバイクも仏式
 つまり、我が家のフロアポンプに米式金口は不要です。
 が、「ワンタッチ」金口につられて買ったパナレーサーのフロアポンプは仏式/米式でした。ほとんどのスポーツバイク用がそうなっています。米式は使わないのですが、仕方がない。

金口を仏式/英式に変更する

 話は元に戻りまして、フロアポンプを買って5年。空気を入れる際に金口がスッポ抜けるようになってきました。金口が飛びます。危ない
 5年使ってパッキンが摩耗したのでしょうか。
 それとも、金口のパッキンをパーツクリーナーで洗浄したときにパッキンを痛めたのでしょうか。

 

mono93.hatenablog.com

 

 ともかく、このままでは使えません。買い替えるのももったいない。

 金口だけ交換できないかと調べてみたらありましたね。補修部品として金口だけ売っていました。しかも、仏式と英式の組み合わせもあるじゃないですか。EU式といいたいところですが、イギリスはEUから脱退しましたね。欧州連合式。我が家はヤンキーではなくヨーロッパ風、貴族風なのです。

 

 

 パナレーサーのワンタッチフロアポンプの金口は、T字型をしていて、横棒の片方が仏式、反対側が米式もしくは英式になっています。仏式は青米式は赤英式は灰色。取り寄せた仏式/英式は灰色の組み合わせ。赤青の赤が灰色になり地味になりました。
 取り替え方は簡単。ホースの先の金口はネジ式なのでくりくり回して外し、新しい金口を回して取り付けるだけ。簡単です。

 さっそく使い始めましたが、、、、

 すぽっ。

 空気を入れようとするとスッポ抜けます。まったく金口がバルブに食いつきません、不思議なもので前輪だけが。不思議なものでフォールディングバイクの後輪だけが。
 交換前の仏式/米式は問題なく使えていました。「ワンタッチ」というほど簡単ではありませんが、レバー式よりよほど楽に着脱できました。しかし、交換した仏式/英式はスッポ抜けます。しかも2分の1という確率で。
 交換前は都合4本のバルブに問題なく使えていました。交換後は2分の1。
 ロードバイクは前後ともMAVICのチューブです。同じメーカー。パンクで何度か取り替えていますので、ロットは違うかもしれませんが。
 フォールディングバイクは購入時のまま。チューブのメーカーはわかりませんが、まあ同じところでしょう。
 つまり、同じメーカーのチューブでも噛むものと噛まないものがあるチューブの個体差としか言いようがありません。
 個体差はいいとして、使えないのが困ります。何度やってもすっぽ抜ける。仕方なくホコリがかぶった古い方のレバー式のフロアポンプを引っ張り出しました。

 

ワンタッチポンプを使うコツ

 毎回、2つのポンプを使うのは面倒です。レバー式だけ使うのも悔しい。
 「ワンタッチ(というほどではないが)」は便利。個体差なら買い直す手もありますが、買ったばかりでもったいない。
 試練に試練を重ね、練習に練習を重ね、なんとかコツを掴みました。
 「ワンタッチ」ではなく、


ワーーーーーーーンタッチ


 で差し込むのです。片手ではなく両手を使い真っ直ぐ差し込むのがポイント。
「ワーンタッチ」ではありません。

ワーーーーーーーンタッチ

 ゆっくりゆっくり真っ直ぐ差し込むのです。
 コツをつかんでからはすっぽ抜けはなくなりました。イライラもなくなりました。

 ワンタッチではありませんが、レバー式より楽です。しかも軽い。最初は軽さに不安を感じたパナレーサーのフロアポンプですが、毎回持ち運ぶとなると軽いほうが断然楽です。

ワーーーーーーーンタッチ

 で、今日も空気を入れて楽しいライドにでかけましょう。


コツをつかんで心変わり

 さて、延長戦の雑談。

 新型になったワンタッチフロアポンプですが、こちらの記事によると金口の他に4つの改良点があるそうです。

funride.jp

4つ改良点

  1. ラバーグリップ
  2. スリムシリンダー
  3. 大型フットステップ
  4. バルブキャップフォルダー

 ②スリムシリンダーで高圧の空気が入れやすくなったというのは羨ましい。
 ④バブルキャップフォルダーはフットステップの根元にある。しゃがまないと使えない。腰痛持ちにはつらいのでどうでもいい。
 ①ラバーグリップ③大型フットステップは使いやすい形状になっている。ちょっと「ハ」の字になっているのだ。

 正直、今のフットステップは小さくて使いづらい。フットステップを両足で踏んでポンピングするのが基本らしいが、両足を乗せると股でシリンダーを挟むことになり、ポンピングしづらいのだ。いつも片足だけでやっている。このフットステップが「ハ」の字になることで両足で押さえやすくなっているのではないだろうか。これは現物で試さないとなんとも言えないが。

 新型が欲しくなるのは物欲の基本。
 ちょっと心が動いたが、まあ今ので十分だ。

 むむ、心が動いた?
 これはワンタッチフロアポンプに満足している証ではないのか?
 もはや後悔していないのではないか?
 英/仏式に金口を変更するところは、心憎いではないか。
 日本のものづくりにやられたか?

 でも、今の旧型を大事に使います。。。。。