【自転車】一本四鳥のシートポストは関東一本〆で一本五徳
ずっと我慢していた KHS F-20RC のシートポストを交換しました。
なんで我慢していたしていたか。必須なカスタマイズではないからです。
Shimano PRO LT シートポスト
Φ27.2mm 400mm 20mmオフセット
シートポストの交換は、折りたたみ自転車本体を買ったときから決めていました。こちらの記事を読み、替えるならこれだなと。
でも、ずるずる半年。
半年……。
まだ半年なのかもう半年なのか。出費を考えるとまだ半年。
我慢した日々を振り返るともう半年。
歳をとると時間が流れるのは早いものです。
長か短いかはさておき、半年我慢したのは、替えなくても苦にならないからです。バック、輪行袋、スタンド、ペダル。優先したいものが多々ありました。他のパーツに比べると、シートポストは安い部類です。一度の輪行で使っちゃいそうな金額です。ちっちゃい男ですいません。
ガラクタばっかり買って、今月の家賃が払えないじゃないの!
と嫁に罵倒されても涼しい顔でフレームを磨く亭主になりたいものです。
いつもは買うのを決めてから、買ってもいいかなと妻の反応を伺います。駄目と言われたことはありませんけどね。
今回は男らしく黙って買いました。シートポスト買ったよ、安いもんだし…と届く前につぶやきましたけど。
その我慢していたシートポスト交換ですが、目的は四つ。
1 サドルをオフセット
何かの本か雑誌で、ミニベロはサーカスのクマの自転車と表現されていました。確かにそのその通り。窮屈です。特に折りたたみ自転車はサイズが限られてますから。
サドルを後ろに下げましたが、まだ窮屈。もう少し下げるにはオフセットされたシートポストしかなかろうと。長いステムでハンドルを遠くする手もありますが、 ちょっと違うかな。
2 軽量化
説明不要ですね。
純正のシートポストは355g。交換したPRO LT シートポストは265g。
90g軽くなりました。
● ベル交換 : ▼7.7g
● ペダル交換 : ▼112g 累計▼119.7g
● スタンド交換 : +224g 累計+104.3g
● ペダル交換 : +184g 累計+288.3g
● サドルポスト交換 : ▼90g 累計+198.3g
【自転車】11,298.3g
3 見た目を整える
ブラックとシルバーが入り乱れているので、ブラックの面積を増やしてしめたい。差し色のレッドのシートクランプがあればベスト。
4 目盛り付き
自転車に乗る度にシートポストを引っ張り出します。高さを細かくセットするために、マジックで印を付けていますが、消えていきつつあります。目盛りがあると簡単。
というわけで、輪行のため軽く、組み立てのために目盛りが付き、走りが楽になるようオフセットされ、見た目もブラックで締まると、一石二鳥、一挙両得どころか一本四鳥、ー本四得のシートポストであります。
そんなお得なシートポスト交換ですが、今日まで我慢してきました。たった半年ですが。
半年我慢できたので、あと半年我慢できそうです。でも、替えました。どうもお尻が痛くなるのがロードバイクと比べると早いような気がするのです。それはサドルのポジションが悪いのかなと。いずれ替える予定でしたので、予定を早めることにした次第です。
選んだのはSHIMANOのPro。半年我慢していた間に、時おり悩んだ末の選択です。目盛り付きならこれしかなさそうでした。
Shimano PRO LT シートポスト
Φ27.2mm 400mm 20mmオフセット
このシートポストのいいところがもう一つありました。取付ボトルが一本なのです。取付簡単。傾きの調整も簡単です。
二本留めはサドルレールを前後二箇所で取付金具で固定します。それぞれボトルで締め付けます。この前後のボルトの締め具合で前に傾けたり後ろに傾けたり。緩くてもいけませんし、固いと傾きの調整範囲が狭まります。面倒です。
一本留めはポールの先端の取付金具一箇所で固定します。取付金具自体を傾けられますので、調整も簡単。傾きの角度は、金具の凸凹単位となり、コンマ何度という微妙な調整は出来ませが、そこまで必要ありません。
今回買ったシートポストは関東一本〆。関西の血が流れているので三三七拍子——ではなくて*1、三本〆といきたいところですが、やっぱり一本締め、一箇所留めの方が楽です。
ということで取り付け簡単。あとは乗りながらポジション調整。結果は機会があればということで。
長くなりましたので関東一本〆といきましょ。
お手を拝借。
ようっ。
*1:大阪定番ギャグ