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【自転車】BROOKSの革サドルに似合うサドルバッグ


嫁は1月が誕生日。クリスマスの1ヶ月後です。
クリスマスプレゼントを贈ってからわずか1ヶ月で誕生日プレゼント。我が家は何が欲しいか本人に聞かずに贈ります。何をプレゼントするか毎度悩みます。そうそうネタはありません。クリスマスを乗り越えても直ぐに誕生日のプレゼントを考えなければなりません。毎年苦悩の年末年始です。

といいながら、私の誕生日は2月です。状況は変わらず。クリスマスプレゼントの後はバレンタインに誕生日。プレゼントをどうするか嫁も悩んでおります。

で、ヒントを出すようにしています。Amazonの欲しいものリストに入れたり、娘にささやいたり。クリスマスはささやき作戦が功を奏し、革サドル、BROOKSの SWIFT CHROME をプレゼントしてもらいました。

 

mono93.hatenablog.com

 

そして、2月の誕生日に向けてInstagramでつぶやきました。BROOKSの革サドルの写真を載せ、

革サドルに合うサドルバッグが欲しいな

と書き込みます。

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嫁がフォローしているので、見ていてくれると期待して。
さらに欲しいサドルバッグをAmazonの欲しいものリストに入れるという念の入りよう。これで気づかないわけがありません。クリスマスの革サドルに続いて、誕生日にサドルバッグを贈ってもらいました。

 

www.diatechproducts.com

 

贈ってもらったのはBROOKSのサドルバッグ、ISLE OF WEIGHT SADDLE BAG です。

 

 

BROOKSといえば革のアクセサリー。もちろんサドルバッグにも革が揃っています。その中で選んだのは布製のサドルバッグです。

 

そもそもなぜ新しいサドルバッグが欲しくなったのか。それはサドルを革製に替えたからです。

ロードバイクのサドルを革にすると、がらっと雰囲気が変わりました。急にクラシカルになりました。サドルを替えただけで全体の印象、雰囲気が変わりました。

となるとアクセサリーもその雰囲に合わせたくなります。

まず気になったのはサドルバッグ。サドルの下にぶら下がっていますから、革サドルに合わないバッグは違和感があります。

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愛用のサドルバッグはTOPEAKの Aero Wedge Pack (Strap Mount)。機能性抜群で気に入っていますが、革サドルに合いません。革ジャンにスウェットパンツみたいな。やはり革サドルに合ったものを付けたい。

 

革に合うのは革。わかりやすく手っ取り早い組み合わせ。BROOKSには革のサドルバッグがあります。

www.diatechproducts.com

 

革サドルに革のバッグ。
ぴったりはまりますが、革ジャンに革のパンツみたいな。ちょっと暑苦しそうです。狙い過ぎ。

今回選んだのは、布地のサドルバッグ、ISLE OF WEIGHT。取付ベルトなど一部に革が使われていますが、布地のバッグです。布地とはいえポリエステルで防水加工され、ファスナーも止水仕様。布と革のコラボが落ち着いていい感じです。

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誕生日にプレゼントされ、さっそく使ってみました。
その感想は、革サドルと同じく硬い。大絶賛とはいきません。TOPEAK Aero Wedge Pack のサドルバッグと比べると使い勝手に差が出ます。

 

■ 見た目
BROOKS ISLE OF WEIGHTの圧勝。
TOPEAK Aero Wedge Pack もスマートでいいですが、オシャレ感がありません。好みの問題ですけど。

■ 取り付けやすさ
TOPEAK Aero Wedge Pack の圧勝。
TOPEAK Aero Wedge Pack はサドルレーンに二本、サドルポストに一本のベルトで留めるだけ。固定もバックルとマジックテープですので簡単です。長さ調整も自在ですから、ブレを最小限にできます。
BROOKS ISLE OF WEIGHT は革のベルトで固定します。
サドルレーンに革のベルトを通すのは簡単ですが、固定方法が問題。二個の留め具にベルトの穴を通して固定します。これが硬い。金具がなかなか穴を通らない。使い込めば慣れてくるのでしょうが、逆にゆるゆるになるのではと心配になります。
シートポストに巻く革ベルトの固定は簡単なんですが、ギザギザの歯を革ベルトに刺して固定するので劣化が心配です。直ぐに傷みそう。しかもきつく巻けないので、シートポストにしっかり固定できません。

■ 開閉
TOPEAK Aero Wedge Pack の勝ち。
BROOKS ISLE OF WEIGHT はフタの左右にファスナーがついています。オシャレです。でも、面倒。二回ファスナーを開けないとフタの開閉ができないのです。しかも硬い。止水のためにビニールのヒダがあり、スライダーが挟まれて滑らないのです。
TOPEAK Aero Wedge Pack のファスナーは一本。逆Uの字にファスナーを開けていきます。スライダーの移動距離は長いのですが、ワンアクションです。シンプル。スライダーが二本あるので左右どちらからも開けられます。

■ 出し入れ
BROOKS ISLE OF WEIGHT の勝ち。
BROOKS ISLE OF WEIGHT は大きく開きます。しかも底が器のようにくぼんでいるので、中身がこぼれにくい。TOPEAK Aero Wedge Pack は蓋が前回となり、間口が狭いので、中をまさぐっているとものが落ちそうです。

 

■ ポケット
TOPEAK Aero Wedge Pack には蓋の裏にメッシュのポケットがあります。これが便利。頭痛持ちなので錠剤の頭痛薬を入れています。工具などの一緒に入れると錠剤が砕けそうです。メッシュのポケットならば少し安心かな。ポケットには薬の他にもミッシングリンクなど小さなツールが入っています。
BROOKS ISLE OF WEIGHT にポケットはありません。薬の収納場所に困ります。小物も行方不明になりそうです。小さな小物入れが必要になります。

 

ということで、サドルバッグの機能性としてはTOPEAK Aero Wedge Pack に軍配が上がります。でもかっこよさはBROOKS ISLE OF WEIGHT

機能美というものがありますが、革サドルに合うのは機能美ではありません。ちょっと古臭さ、不器用さが必要です。そこがなのです。不便さとお付き合いして使っていきたいと思います。

ベルト周りの革のへたりが心配ではありますが、それも味ということで。へたった頃にはまた新しいバッグが欲しくなるでしょう。

 

一つ後悔していることがあります。サイズです。
Mサイズ0.8リットルを買いました。Sサイズとさほど寸法は変わりません。Lサイズほど大きいのはどうも。中庸の精神でMサイズ。それでも愛用の TOPEAK Aero Wedge Pack は0.66リットルですから倍ぐらいの大きさになりました。

 

BROOKS ISLE OF WEIGHT

  • S 0.8リットル 100mm x 97mm x 160mm
  • M 1.2リットル 100mm x 110mm x 180mm
  • L  1.8リットル 110mm x 120mm x 200mm

 

TOPEAK Aero Wedge Pack

  • S 0.66リットル 100mm x 85mm x 180mm

 

でも、大きいかな。大きくて野暮ったく見えるかな、と思います。

でも、バッグの容量は大きいほうが助かります。
サイクルウェアのバックポケットにものを突っ込むのはあまり好きではありません。小学生の男の子のようにポケットにおもちゃやお菓子をパンパンになるまで詰め込んでいるように、バックポケットに何でもかんでも詰め込み、膨らませているのはカッコいいとは思えません。
レースなんかの競技に出るのであれば別です。早く走るためにできることはなんでもやるべきでしょう。でも、のんびり走るのですから効率より見た目、気分です。
夏になると荷物が増えます。ドリンク類をできるだけ持ちたいですし、熱中症対策のサプリメントや補給食、日焼け止め、汗を拭くタオル等々意外に荷物はかさみます。サドルバックが大きいと、そんな荷物を詰め込めます。
TOPEAK Aero Wedge Pack は工具類とモバイルバッテリーを入れるとパンパンです。BROOKS ISLE OF WEIGHT に同じものを入れてもまだまだ収納できます。補給食なんかも入れられそうです。
でも大きいのは野暮ったい。見た目にこだわるならSサイズでよかったかな、と思います。
もし、革が傷み、同じものに買い換えるならばSサイズにするでしょうね。いや、一度ゆったりしたウエストのパンツをはいたらもとのきついパンツに戻れないように、大きなバックを使うと小さなバックには戻れないかもしれません。


さて、長女の誕生日は4月です。次女は6月。長女は微妙なタイミングですが、次女は半年に一度といいタイミングでプレゼントを貰えます。半年経てば欲しいものが新しくできるし、変わってきます。
生まれるなら6月ですね。