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【自転車】目下の悩み その6 ZONDAってどうだ?

おもろいタイトルになった、ダジャレは言葉遊びの基本、ということはおいといて、

ホイール買っちゃいました。だってカスタマイズで素人でも実感できるのは、ホイールとタイヤというじゃないですか。

どんな本を読んでもブログを読んでも、ホイールのアップグレードの効果を絶賛しています。素人が最も効果を実感できるカスタマイズがホイール交換だと言っています。


タイヤも効果アリと言われます。タイヤの効果はクロスバイクで実感しました。

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もともと32Cの太いタイヤが着いていましたが、傷んできたのを期に買い替えた際、ひとつ細い28Cのタイヤに交換しました。その効果を実感しました。向かい風のとき、楽になったのです。タイヤの太さでスピードが変わることを実感しました。
であれば、ホイールの交換も効果絶大に違いまりません。たまによく分からんかった、と書いている人もいますが、効果ありと断言する人が大多数です。
ということで交換することにしました。

で、色々調べて財布と相談した結果、CampagnoloのZONDA C17に決めました。初めてのホイールとしてハズレなし、迷ったらZONDA、最低でもZONDA、みたいな書き込みが多いのです。見た目もかっこいいですし、なんたってお手頃価格。安くはないけどなんとかなるレベル。


でも、一年もすれば必ず10万円超えのホイールが欲しくなるので、最初から10万円超えとけ! という悪魔の囁きもあります。5万円クラスのホイールは物足りなく、結局高いものが欲しくなるから無駄になるというわけです。

なるほど。(こういう囁きには乗っかりやすいですね)

で、ワンクラス上も考えました。
でも、私には合わないようです。

私がホイール交換で得たいものは、

遠くまで楽に走ること

です。いわゆるスピードではありません。でも、遠くまで楽に走ることと速く走ることは親しいと考えています。
時間は限られています。限られた時間の中で遠くまで走るには、速く走る、休まずに走る、この二つしかありません。10kmを20分で走ったとか、前を走るやつをぬいたとか、そういう速さではありません。レースする気は全くありません。速く走った結果、遠くまで行けた。欲しいものはそこです。サイコンの速度が気になるのではなく、サイコンの距離と時間が気になるのです。距離は長く、時間は短く。そのために速さが必要なのです。
と同時に、遠くまで走るには長く走る必要があります。長く走るためには休まないことが必要で、そのためには疲れないことが肝要です。疲れないためには無駄なエネルギーを消費しないこと。と同時に、外からのストレスをいかに低減するかが求められます。外からのストレスに対応するために費やすエネルギーの無駄をなくすことです。

つまり、遠くまで楽に走るために、

速く走ること

無駄をなくすこと

が求められます。
と偉そうなことを書いていますが、正解なのかどうかはわかりません。私はそう考えます。

で、速く走るためにホイールに求められるものは、軽量剛性のようです。
軽いと回しやすいので速く走られる。少ないエネルギーで速く走ることができるのです。無駄なく速く走る。そのためにはホイールは軽量のほうがいい、ということになります。
また、剛性があるとペダルを回すエネルギーが効率よく回転に変わる(ですよね?)ので、無駄がなく、結果、速く走られる。
しかし、剛性が強いと地面の振動がもろに身体に伝わってきます。ガタガタ道は色んな面で疲れます。疲れだけではなくお尻や手の痛みにもつながり、メンタル面でもマイナスです。
そのため、ヒルクライムやレースなど比較的短時間で勝負するような乗り方なら剛性が強いに越したことはない、ロングライドの場合は疲労を少しでも減らすためには、柔らかいホイールが地面から伝わる振動を吸収してくれる方がいい、というわけです。

で、10万円のホイールの話に戻ります。
ZONDA C17にはワングレード上のSHAMAL ULTRA C17があります。買うなら一気に10万超え、という悪魔の囁きにワングレード上にしようかと悩みました。

 

でも、ワングレード上のSHAMAL ULTRAは剛性が高く、ロングライドに向かない、というレビューがありました。ヒルクライム目的でなければZONDAで十分、とまで書かれています。
もうひとつ、剛性が高いゆえに候補から外したのが同じ価格帯のFULCRUM RACING 3です。

こちらはZONDAに比べると剛性が高く、やはりヒルクライムならRACING 3オールラウンドならZONDA、みたいなレビューがほとんどでした。

ならば、ZONDAで決まりです。

ZONDAはカッコいいです。カッコよく乗りたいという思いもあります。他人からカッコよく見えるかどうかという問題はありますが、その積りではいたいと思っています。

初めてのホイール交換ですので、いろいろ調べました。候補に上がったのは、ZONDA、RACING 3です。
いずれもアルミホイール。カーボンは最初から考えていません。フレームがクロモリですのでアルミのほうが合うだろうと。それと詳しくは調べていませんが、カーボンにはカーボン用のブレーキシューが必要だとか、ともかくカーボンは面倒くさそうです。なのでアルミ。
それと、シマノも対象から外れていました。理由は簡単、地味だから。実用のみならシマノもありでしょう。でも、見た目とか、変わった感も楽しみたいのです。地味だといわれるとどうも……。スニーカー買うならナイキ、みたいか感じでしょうか。

というわけで、ZONDAで決まり!

だったのですが、気になることが一つ。
特殊なスポークの張り方をしているのでフレが起こりやすいそうです。定期的にフレ取りが必要だといいます。そこまで敏感な変化を感じ取れるとは思えません。ZONDAはフレがゼロになることはないという辛口コメントも見かけました。気にせず乗るとは思うますが、そう書かれると気になります。
フリーのグリスアップも定期的にしないといけないようです。メンテの楽しみの一つとは言え、面倒なのは嫌。

ZONDAで本当にいいのだろうか?

ということで、長くなったので続きます。