【自転車】嬉し恥ずかしレーパンデビュー
この夏、ようやくレーパンデビューしました。
ようやくです。
要約しますと、
早くデビューしておけばよかった。
レーパンとは、レーサーパンツのこと。レーズンパンでなければ、レースのパンツでもありません。
ちなみにレーズンパンは嫌いです。レースのパンツもはいたことがありません。
もうひとつちなみにというか注意事項。ネットで「レースのパンツ」を検索するときは人目のないところでどうぞ。決して満員電車の中で検索しないように。
さてレーサーパンツ。
レーサーパンツというからにはレーサー向けのパンツです。レーサーがはくパンツです。
私はレーサーではありません。スピードを競う気はさらさらありません。まあ、競うほどの脚力がなく、敵前逃亡、試合放棄しているだけともいえましょう。はなから諦めているわけです。
そういうわけで、レーパンをはこうとは思いませんでした。レーパンをはいて勝負勝負と気合いが入っていると見られたくないのです。軽く乗ってるなと思われたい。そっとしといて・・・・・・。
ポタリングを楽しんでいただけです。レーパンをはく必要はなかったのです。ゆったりシルエットのニッカーのようなクロップドパンツ(パッド付き七分丈パンツ)で事足りていました。不満などありませんでした。
もう一つレーパンをはいてこなかった理由は、一脱いだパンツ(アンダーウェア)をもう一度はけないタイプだからです。
自分のパンツとはいえ、生暖かいパンツをもう一度はくのはどうも・・・・・・。そりゃそうせざるを得ないときは二度はきますけどね。目をつぶって、ままよ、という感じで。
靴下も同じですね。でも靴は履ける。まあ、気分の問題ですな。
で、ポダリング中心ですと、距離が短いときは物足りなさがあり、朝夕二回走ることがあります。午前中にはいて汗で湿ったレーパンをはく気にはなれません。なんせノーパン*1ですからね。
そういやノーパン喫茶とかノーパンしゃぶしゃぶとか流行りましたな。まだあるんですかね?
話がそれました。ノーパンノーパンと書くとそれ系での検索に引っかかりそう。試しに「ノーパン」で検索してみると、健康法のノーパンが引っかかりました。ノーパンは健康的な言葉になったんですなあ。満員電車で検索しても大丈夫です。
話を戻しましょう。レーパンの話です。
午前の部で洗濯し夕方までに乾けばいいですけどそうは問屋が卸さないと。ならば2本もてばええんやん、って話ですが、しがないサラリーマンなので・・・・・・。
そういうわけで、アンダーウェアをはき替えればすむサイクル クロップドパンツを愛用していました。
そんな私がこの夏、レーパンデビューしました。
ビンディングシューズをはくようになり、走る距離が伸び、ストップ&ゴーが面倒になり、もっぱら荒川の緊急用河川敷道路(通称、荒川サイクリングロード)を走るようになりました。河川敷から降りることはほとんどなく、黙々とペダルを回し続けます。ただ河川敷を走るだけ。
まさかこんなにストイックに走るようになろうとは……。
ひたすら走るだけやし、レーパンはいてもええんちゃうん?
今年も暑い夏でした。夏の始まり、サイクル クロップドパンツをはいて走りましたが、なんか汗でまとわりつく感じ。歳をとれば暑さも堪えます。
レーパンやったら涼しいんちゃう?
長距離走るようになり、一日二回なんて走らなくなったし……。
というわけで、
いっちょレーパンとやらをはいてみるか!
となったわけです。
それでは、どのレーパンを買おうか悩むと思いきや、一択でした。
レーパンには大きく4つの種類があるようです。
この中で、ショーツ、膝上丈のパンツははきません。日焼けに弱いので焼けたくない。あとすね毛を剃るのも面倒くさい。すね毛を剃るべきかどうかという悩みも面倒くさい。
その点、タイツですと日に焼けないし、すね毛のメンテも不要です。
なのでショーツではなくタイツ。
タイツにもフレディ・マーキュリー*2のような肩から吊るすタイプのビブタイツなるものがあります。これ、用を足すのがつらそう。
というわけで、夏用タイツで決まりです。
じゃあメーカーはと。
トップのアンダーウェアにパールイズミ製を愛用しています。夏用、秋冬用を持っていますが、どちらにも満足しています。
パールイズミのウェアってデザインがいまいち趣味に合わないんですよね……。
でも、アンダーウェアなら見えません。機能性重視です。
レーパンも黒いだけでデザインもへったくれもないので、こちらも機能性重視でパールイズミにしました。
例によってポチ。
パールイズミ コールド シェイド タイツ 228-3DR
到着早速、猛暑の中、レーパンをはいて走りました。
いや快適。なんでもっと早くはかなかったんだろう。
涼しいとはいいませんが、クロップドパンツのような不快感がありません。水を掛けるとひんやり。気持ちいいです。もうやめられませんな。帰ってからの洗濯も楽しく感じます。面倒くさく思いません。土曜日なんて明日も走ろうとわくわくしながらベランダに干します。
ということで、秋になり、迷うことなく、
パールイズミ サイクル ロングタイツ 983-3DE
をポチ。
秋冬用には、
- 15度対応(サーモタイツ)
- 10度対応(ウィンドブレーク ライト タイツ)
- 5度対応(ウィンドブレーク レーサー タイツ)
- 0度対応(ウィンドブレーク サーモ タイツ)
があります。
東京ですと、0度は不要かな。15度、5度刻みでいいかなと。というか、まずは15度対応を買っとけば間違いないでしょう。寒くなってきたら、10度を飛ばして5度ですかね。
15度のサーモタイツをはいて、最低気温10度、最高気温20度の日に走りましたが、快適でした。暑くもなく寒くもなく。いい感じでした。
秋になり、走る距離も伸びました。
快適です。秋ならクロップドパンツでもいいのですが、なんかレーパンのピッチリ感が心地よく、癖になりました。
よく、レーパンはピチピチもっこりが恥ずかしいといわれます。確かに、冷静になってみればちょっと恥ずかしい。
けれども、走っている間は関係ありません。寄り道しない走り方ならピチピチもっこりを気にすることはほぼありません。近所の目は気になりますが・・・・・・。
そんなことより、レーパンで快適に走ることの楽しさのほうが勝ります。レーサーじゃないけど、早く走っている気にもなれますしね。
ということで、ノーパンライフじゃないレーパンライフをエンジョイ中。
自転車に乗るのがまた楽しくなりました。
ちなみに、私はパールイズミの回し者ではありません。
*1:レーパンはノーパンではくという常識を疑う貴方、レーパンはノーパンです!
*2:初めて買ったレコードはクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』のシングルでした。