【自転車】自転車からの学び ~苦楽と向かい風の走り方
今日は北北西の強風でした。江戸川臨海観測地点で最大風速7.5m/s。平均6m/s超の強風でした。この風速はあくまで観測地点の数字で、荒川河川敷は更に強かったのではと思います。
これまでにも何度か強風の中を走りましたが、横風を受けて斜めになりながら走ったのは初めてです。岩淵水門で休憩していると、猛者共の楽しそうな悲鳴が聞こえました。
私は下流からスタートします。北北西の風だと、往路が向かい風、復路が追い風となります。初めに苦労して、あとから楽をする。嫌いなものは最初に食べて、好きなものはあとの楽しみにおいておく。そういうパターンです。
ちなみに南風の中はその逆です。だから夏は嫌い。
今日は風速7m/s級の強風。下り坂でもこがないと進みません。ときおり突風。向かい風によろめきます。
つらい。つらいけど、疲れにはなりませんでした。軽いギアでケイデンスを落とさずに走ったからです。スピードこそ出ませんが、亀の歩みで着実に進みました。
そんな歩みの中、3つのことを学びました。
[学び その1] 喜びを得るにはその喜びの量の倍の苦しみが伴う
もしくは
苦労の半分しか喜びを得られない
いつもなら岩淵水門まで50分前後。今日は70分かかりました。でもくたびれ方はいつもと一緒です。ただ、あと10km先の朝霞水門まで行く気にはなりませんでした。
往路は地獄でしたが復路は天国。風速7m/s級の追い風となります。ぐんぐん進みます。これぞロードバイクの醍醐味。最高に気持がいい。70分の苦労が報われました。
復路は荒川右岸の終点、新砂リバーステーションまで35分。あっと言うまでした。
向かい風の往路が70分、追い風の復路が35分。
楽しみは苦しみの半分。喜びを得るには、倍の苦しみが必要。
本日学んだことの一つです。
[学び その2] 人生プラマイゼロ
2つ目の学びは人生プラマイゼロ。
向かい風の巡航速度はざっくり17km/hぐらい、追い風の復路の巡航速度は35km/hぐらいでしょうか。往復の巡航速度は22.7km/hぐらい。
普段の岩淵水門往復の巡航速度は22km/h強ぐらい。
結局、平均するといつもと一緒。苦楽を均せばプラマイゼロ。そういうわけです。
[学び その3] 荒サイの向かい風の中を楽に走るコツ(自己流)
3つ目の学び。これは強風の向かい風の中を何度も走り学んだことです。どうすれば少しでも向かい風の中を楽に走られるのか。自己流のコツは、
- 軽いギアでくるくる回す。
- ハンドルのステム辺りを持ち、肩と背中を丸めて小さくなる。
- 脚は内股。
- なるべく道の左端、土手の背の高い雑草に沿って走る。
前の3つは常識みたいなものでしょう。
雑草に沿って走るは、(通称)荒川サイクリングロードを走る際のコツです。
キープレフトですので道の端は当然左側。左側に背の高い雑草があれば、その雑草の壁に沿って走ると、雑草が風よけになり意外と楽に走られるのです。芝生のように背が低いとだめですけどね。
親の学び、子の学び
身を持って学んだことを悩める娘に話しました。
「ふーん」
娘はLINEのほうが大事なようでした。