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【自転車】チェーンの注油 その後×4 ~やっぱりシマノのチェーンルブ


つまり、チェーンの注油その後のその後のその後のその後。

 

mono93.hatenablog.com

 

いくつかのチェーンオイル、ルブを使ってきました。フィニッシュラインウェルドタイトワコーズAZ。今使っているのはシマノチェーンルブ PTFE LUBE。チェーンのメーカーのルブなので間違いなかろうとの選択です。

 

これ、なかなかいいです。
ロードバイクの Raleigh CRN 、折りたたみ自転車のKHS F-20RC の2台で使っていますが、いい感じです。
どこがいいかと申しますと、

  • 注しやすい。
  • 無駄がない。
  • 手間がかからない。
  • 変色しない。

シマノのルブは、ほぼ無臭の糊のように白濁したルブです。色つきですのでどこまで注したかわかります
そしてトロッとしています。AZのさらさらしたルブと違って滴り落ちることがありません。ワコーズのスプレーのように飛び散りません。ていねいに注せば地面も汚れません注油しやすいのです。
しかも無駄になりません。ワコーズもAZも、大半の油をウェスや地面に注しているようなもんです。

もうひとつ無駄というか節約できるのが注油の回数です。
一度の注油で150kmは走ります。100kmぐらいで少し音が変わる気がします。でも200kmでも、油切れのキュルキュル音はしません。長持ちするのです。100km越えたら注油した方が良いかと思います。でも150kmぐらい乗れますので、注油回数が減ります。楽ですし、手間がかかりません

そして変色しません。ウェルドタイトと違って拭き残しがサビのように赤く変色することはありません。ていねいに乾拭きを重ねれば黒ずみも減ります。チェーンはピカピカのままです。

長持ちして、汚れにくくて、匂いもなく、注しやすくて、無駄がない。いいことだらけです。今のところ不満はありません。

あえて不満を上げるならば、面白味がないということでしょうか。あか抜けないところは否めません。

フィニッシュラインのような垢抜けた感がなく、ウェルドタイトのように珍しさもない。ワコーズのケミカル感、プロフェッショナル感もない。ブランドで選ばないという賢い消費者も演じられない。手堅い選択という雰囲気もない
SHIMANOですからブランド力もあり、専門性もあり、信頼もできます。でも面白味がないんですよね。
引っ掛かりがなくて、注油が普通の行為になってしまったのです。多少ストレスがあった方が物事は楽しめる、そんな気がします。贅沢ですな。

ええ、シマノのチェーンルブは、贅沢なんです。
他にもいろいろチェーンルブはありますが、もうシマノでいいかな。変える理由がありません。