週末は晴れ

自転車でスケッチしながら北海道を一周するのが夢

【自転車】蟻の一穴、バーテープ交換

 

KHS F-20RC ブラックシルバー。

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www.khsjapan.com

ブラックのフレームにシルバーのグラデーションが入っています。フレーム、サドル、タイヤはブラック。その他はシルバー。バーテープもシルバーです。
フレームのシルバーのグラデーションは好きではありません。パワポでやりがちなグラデーションみたいです。でも他に色の選択肢がなかったのです。KHS F-20RC に乗りたかっただけなのです。

かわいいね。
でもこのハンドルの色がもう一つかな。

KHS F-20RC を見た次女がいいました。
そうなんです。バーテープのシルバーはなんか気持ち悪い。シルバーのようなグレーのような微妙な色合いです。フレームの色はそう簡単に変えられません。バーテープは巻き替えるだけです。さほど高価でもありませんし。傷んで交換のときにブラックのバーテープに巻き直しましょう。

 

ところが、なかなかバーテープは痛みません。週に一度50キロ弱乗るか乗らないぐらいです。痛みません。ロードバイクバーテープも一年以上、五千キロ以上走りましたが、痛みは見られません。黒ですので汚れもわかりませんし。
でも、乗るたびに変えたいな、と思います。

そもそも、巻き方が嫌です。巻き方というかブレーキとシフターのアウターケーブルの這わしかたが気に入りません。ハンドルバーの横、三時の辺りに這わしているので、握ったときにコリコリ当たるのです。手を軽く乗せただけでも、指を曲げると当たります。
アウターケーブルはハンドルの下側に這わすべきです。下側、五時辺りだと違和感がありません。

前にも書きましたが、バーコントローラーの向きといい、アウターケーブルの這わし方といい、購入店の組み立てた店員のセンスはよろしくない。こういう小さな好み、気遣いがズレてくると、この店とは相性悪いなと思います。

 

そんな不満もあって、バーテープを交換して、アウターケーブルやバーコンの位置を変えたいな、早いところバーテープを交換したいな、そう思いながら乗っていました。
でも面倒くさい。なかなか着手できません。なんせ不精者、物臭者なんで。

 

そんなこんなで数ヶ月たった輪行の帰り、銚子駅の前で自転車を折りたたみ、輪行袋を広げていたときのことです。こてんと自転車が倒れました。地面が少し傾斜していたようです。そこに風を受けてこてん
純正のスタンドは安定感がありません。いつかはやるだろうなと思っていました。そんなこんなでスタンドを安定感あるセンタースタンドに替えたのですが、その話はもう書いてます。今回はバーテープです。

 

mono93.hatenablog.com

 
倒したときはバーテープが破れたことに気付いていませんでした。自宅の最寄りの駅から自走して帰るときに気が付いたのです。


ハンドル右側のバーテープに穴が空いていました。振り返れば、蟻の一穴でありました。
蟻の巣穴というにはちょっと大きめでしょうか。田舎の大蟻ならこれくらいの巣穴は作るかな、というぐらいの穴です。穴というより破けですね。ちょっと破けてしまいました。

交換しなきゃと思いつつも、乗るのに差し支えないし、買ったばかりだしと放置。見栄えは悪いけど、目立たないし、と見えぬふり。バーテープの穴を放置しておく自転車愛好家の風上にも置けない自堕落さ。いや、風上に置いてほしいですけどね。恥っ晒しでも風上で晒されたい。切なる願いです。

 

数週間後、チェーンの注油をしようと保管用カバーを外してみると、バーテープが解けているではありませんか。穴が広がり、テープが切れて解けてきたのです。
蟻の一穴から始まったバーテープの破れ。

蟻の穴から堤も崩れる

蟻の一穴はバーテープを切り、解いてしまいました。

 

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解けてぶら下がるバーテープが私を責めます。恨めしやと柳のようです。

はい、替えます。

とうとう逃げられなくなりました。
窮鼠猫を噛む、ではなくて、窮すれば通ず。
必要に迫られればやらざるを得なくなります。

 

選んだのはロードバイクと同じバーテープフィジーク(Fizik) バーテープ パフォーマンス クラシック。色はもちろんブラック。空気抜きのような小さな穴のデザインが好きなんですもの。


  

 

全く違うバーテープにして気分を変えようかと、数件の自転車屋を回りました。いいバーテープがありませんでした。ロードバイクと同じものでは面白みはありません。でも、気持ちいい方がいいです。フィジーバーテープ パフォーマンス クラシックで決まりです。

迷ったのは厚み。2mmにしたものか3mmにしたものか。ロードバイクはおそらく2mm。ここは3mmを選びました。
ミニベロは振動がダイレクトに伝わります。サドルの方はKHSのソフトテールのおかげで気になりませんが、ハンドルを通じて伝わってくる路面の細かな凸凹が気になります。
そんなわけで、少しでもクッション性が高いであろう3mmを選びました。

さあ、交換。

ということで長くなってきたので、交換の話はまた後日。