週末は晴れ

自転車でスケッチしながら北海道を一周するのが夢

【自転車】私家版:ビンディングシューズの心得

 

PATRICKのシューズをはいて自転車に乗りたくてビンディングシューズを始めました。格好から入ったというやつです。

で、先にも書いたように初めてのビンディングシューズで念願の100km走破。最高気温が33度を越える炎天下のことでした。ビンディングシューズの効果でしょうか。楽にペダリングができるようになりました。ビンディングシューズにしてよかったと思います。

 

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ビンディングシューズで走るようになって、「ペダルを回す」という意味がようやくわかりました。意識せずにペダルが回っている感じがします。
フラットペダルのときにも意識はしていました。でも、くるくる、という実感はありませんでした。ビンディングシューズにすると、くるくるくるくるペダルが回っていることが分かりました。チェーンの回転音まで違ってきます。

ペダルはシマノ 片面SPDペダル PD-A520です。片面がSPD、反対側がフラットになっています。状況によって使い分けできます。

 


先日、週末の公園を走りました。人が多いのでフラット側で走りました。その公園は、起伏が多く、長めの坂もあります。坂をフラットペダルで上ったとき、ビンディングシューズと比べペダルが重いと感じました。ビンディングシューズは効果ありますね。始めて良かったと思います。

さて、ビンディングシューズを始めるにあたって調べたこと、ビンディングシューズで漕ぎ始めて分かったことをまとめてみました。慣れてきて油断しつつある自分への戒めです。忘れないように書き留めます。

 

 

 

私家版:ビンディングシューズの心得

ゆっくり走るときに転ける。

前にも書きましたが、走っている間はコケません。スリップとか障害物、事故ではコケますが、それはもうビンディングシューズがどうのこうのとは別の話。ビンディングシューズが原因でコケてしまうのは、止まるとき、走り出すとき。どちらもゆっくり走っているときです。つまり停車時、発車時にシューズは外しておけばコケないのです。


正しい停車、発車を身につける。

サドルからお尻を降ろしてから止まる。止まっている間はサドルに腰掛けずにトップチューブをまたぐ。走り出してからサドルにお尻を乗せる。
サドルに腰掛けたまま、左足のつま先で立とうとするとふらついてコケるのです。正しい停車、発車を心掛ければ、コケるリスクは小さくなります。


先ずは着脱の練習から。

ビンディングシューズを始めていきなりコケる人は、外れなくてコケる人が多いようです。やってみると分かりますが、想像していたより外す力がいりました。
はめる方は力はいりませんが、はまるポイントはやってみないと分かりません。
ということで、始める前に十分着脱の練習をしておけば安心です。やらないといきなりコケます。多分。

 

左足はいずれはまる。

発車のとき、先ずは右足を固定してからペダルを踏み込み、前進してから左足を固定します。もたもたしているとふらつきます。左足を見てもふらつきます。シューズを固定するときは足元を見るなと、皆がアドバイスしています。でも、慣れないとなかなかはまりません。
そんなとき、はまっていなくても左足のペダルを踏み込むことが肝要です。ふらつかないために前に進み続けるためです。前に進む限りコケません。ペダルを踏んでいると、いつの間にか左足もはまります。

 

曲がる側の足を外す。

サイクリングロードで若いお兄ちゃんがUターンのときにコケるのを目撃しました。Uターンのときは右に曲がります。で、右にコケました。曲がる方向に車体は傾きますから、曲がる方向にコケます。反対側の左足は外していたようですが、右足は外していなかったようです。
Uターンだけではなく、ゆっくり曲がるときは曲がる方向のシューズを外しましょう。


車止めでは下りる。

荒川CRに入る坂道の途中に、U字型の車止めがあります。いつものように下車して通ろうとしましたら、TTのお兄さんが乗車したまま車止めに突っ込みました。お兄さんは派手な音を立ててコケそうになりました。慌ててシューズを外してなんとか立ち直りました。ヨタヨタガチャガチャと通り抜け、クソっと毒づく風にシューズをはめようとしましたがはまりません。無理に外したのでトラブルがあったようです。
その後は知りません。武士の情です。お兄さんを見ないように自転車を押して車止めを通り抜け、荒川CRに入りました。
ということがあり、無理かなと思う車止めは降りて通ることにしました。コケる方がよほどかっこ悪いです。

 

紐の緩さは遊びのうち。

ビンディングシューズをペダルから外すとき、かなり力がいります。シューズに遊びがない方が外れやすいだろうと紐をきつく結ぶようにしました。ピッタリしている方が漕いでいるときに遊びがないのでこぎやすかろうとも思い、日に日にきつくなっていきました。そのうち膝に痛みを感じました。脚も窮屈です。サドルやクリートの位置をいじりましたが変わりません。
で、紐を当初のように自然に締め付けて結ぶと楽になりました。
遊びが必要なんですね。

 

人の後ろを走るときは外す。

娘の後ろを走るときは、娘のペースでの運転となります。いつ娘が止まるのか分かりません。ちょっとヒヤッとしたことがありましたので、娘とゆっくり走るときはシューズを外すことにしました。
人が多い公園の中でゆっくり走るロードバイクの後ろを間を空けて走ったときでも同様のことがありました。
人の後ろをゆっくり走るときはシューズを外すことにしましょう。

 

 

以上がビンディングシューズについての自分なりの心得です。そうじゃないでしょ、ということもあるかもしれません。
ムキにならず、軽く長く走るのが目的です。ガンガン飛ばすことは考えていません。という中での私ながらの心得です。

最近、出発前にビンディングシューズの着脱の確認をするようにしました。トラブルがないかの確認もありますが、慣れるなよ、という戒めでもあります。

ビンディングシューズは楽しいです。ロードバイク乗りの仲間入りできたという喜びもあります。でも、それは転ばなければの話。コケないよう、心得を守っていきたいと思います。

 

 

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